国立がん研究センターの10年生存率研究発表があったから、ブログで生存率の話題をよく見かけます。
早期発見できたら。ステージが低ければ。って、四期より一期の方がそりゃ生存率高いよねー。
サイレントキラーって言われる卵巣がんは、なかなかそうもいかないよねー。
あー、私も一期だったら。いやせめて遠隔転移じゃない三期だったら。
とかは思ったことないです。
むしろ「外科手術こわっ! え? 胸水からがん出たからステージ4? 化学療法で行く? やったね☆」ってほっとしたぐらい。
まあそういうタイプの人は少数派だと思うので、私の癌かもと思ったきっかけ…ってのも書いてもしょうがないな。
多分、この「あれっ?」の時点でステージそこそこ進んでたでしょうし。それがサイレントキラーDeath☆
それでも、四期と三期で5年生存率、ざっくり15%違いますから。古い情報だけど。20と35。
再発した時に「やっぱ三期がよかった…」って思うかもしれない。知らんけど。
最初の「あれっ?」はシャノアールの和風パスタの味が、すごく遠くにあるように思えたこと。
味はわかるし、美味しくもある。けど、初めての感覚。味覚障害?
味覚障害なら亜鉛摂るか。って思った。それが2017年6月28日。*1
実はその前に不正出血 *2 してるんだけど(しかも何年も生理なかったのに)そこは変だと思わなかった。新しい恋に落ちてたからw *3
味覚の件、今だったら新型コロナかもって思うよね。
(後に大学病院の主治医に「これ、治るんでしょうか?」って訊いて「治らないと思います」と返され、そんなん嫌じゃー! と気力と根性で治した。てゆか、気合いで治るんか?)
原因を追求しようとweb検索しまくり、舌を見たら苔で真っ白で。これは胃だな。とか胃薬を試行錯誤して。
当時、更年期症状の緩和のため漢方薬局で保険の利かない高いお薬買ってたので、かかりつけの東洋医学の先生も居たんだけど、中国人のお客さんとだらだら予約時間オーバーして話し込んだりするのにうんざりして相談するのをやめた。
この先生に相談したらまた違ってたかもしれないけど、もう後の祭り。
その後も、いろんなものが美味しくなくなった。
舌の苔のせいかとブラッシングもした。効果はなかった。
お酒も美味しくないし、胃もたれでお腹は空かなくなるし。だんだん食べ物の写真を見るだけで吐き気すらもよおした。
チェーンの弁当店前の天丼の幟やポスターが一番きつくて、netに溢れる美味しそうな食べ物写真もしんどくて、なるべくnetも見ないようにした。
食べたくなくて、食べられなくて。でも体重は変わらない。むしろ微増。
胃のあたりが辛いのを駅前クリニックの内科医に訴えても「腹水ならキロ単位で増えるので違うと思います」とバッサリ。
胃カメラもやったけど胃はキレイ。
何度も「おかしいんです」って医者に言ったのに検査結果で「でもなにもありませんよ?」「対処療法しかできないんです」半分キレ気味に返された
じゃあってんで「エコーでなにも無いってわかれば納得しますよね」と、やっぱりキレ気味に言う内科医。
その結果「なにか白いものが(映ってる)」って一気に検査室がざわざわした時はショックというより
「ほらみぃ!」(そら見たことかの意)
ってドヤ顔したいぐらいでした。
この続きはまたにして。教訓。
食べ物の味が変わったら、なんかあるぞって疑ってね!
告知されてから「ステージ4の人のインタビュー」読みまくったけど、「ビールの味が変わった」とかよく見るよ😰